義理のおかあさんも おかあさんになってた。

昨日は ムスメさんは、旦那さんにみてもらって、友達の結婚のお祝いをしてました。

旦那さんから電話が鳴りました。

田舎で一人暮らしをしてる 義理のおかあさんが倒れた状態で発見された。

もう冷たくなってるらしい。

びっくりして 飛んで家に帰りました。

タクシーの中で 涙がこみ上げてきました。

義理のおかあさんは、遠方に一人暮らしでした。

体調の悪い時期に何ヶ月か 同居しました。

意地悪なお姑さんとは、程遠い 穏やかで優しい人でした。

息子である旦那さんの自慢をいつも聞かせてくれました。

結婚の遅かった私たちのことを とてもとても喜んでくれていました。

今月のムスメさんのお誕生日を一緒にお祝いしたい

と何度か誘っていたのですが、

かかってる病気の治療が終わる夏に来たい

と言ってました。

もうすぐ 旦那さんの大きい仕事が形になるのも心待ちにしてました。

お宮参り以来 1年ぶりのムスメさんに会うのを楽しみにしてました。

大きく 元気になったムスメさんに 会ってほしかった。

ムスメさんが、ばあちゃんと呼べるまで 待ってほしかった。

旦那さんの夢が叶う大仕事を見てあげてほしかった。

体調の悪かったおかあさんとの同居は、正直 楽ではなかったです。

本当にしんどくて、こっちが参ってしまいそうでした。

でも、その時間がおかあさんと嫁って立場の私との距離をグッと近づけてくれたのかもしれません。

息子である旦那さんにも、たっぷり親孝行させてくれました。

片道6時間かかる 旦那さんの故郷。

大きな病院もなく 心疾患のあるムスメさんを連れて帰ることは 周囲の反対もあり 断念しました。

旦那さん1人での出発です。

一緒に見送れなくてごめんね。

おかあさん 行けなくてごめんね。

とてもとても心苦しいです。

行けなくて悔しいです。

おかあさんみたいないい母親にはなれそうもないよ。

おかあさん ありがとう。

ほんとに 頑張り屋さんで素敵でした。

嘘みたいだな。

嘘ならいいのにな。